ウェイク語

目の前に現れるもの

 いわゆる「現実」は、次の3つで構成されている。Rosikotise、Nike、そしてWeikuだ。

 ここまで見てきたように、Rosikotiseとは循環と変容の過程の一部。船が進むときに、船の後ろに見える波のようなもの。あなたが動いた結果として目に見えるようになったもののことである。

 Nikeは、神の愛の顕現。空に現れる虹。恵みの雨。太陽のあたたかい光。太陽は常にあり続けるが、地球がまわりつづけているために地上にいる間は常にその存在を感じ続けることが難しい。しかし、夜になって世界が闇に閉ざされ寒さに凍えても、太陽は本当は変わらない。そして、朝になればその存在を感じることができる。あり続けるものを感じ取ることができる。それがNikeだ。

 Weikuとは、ウェイク語のWeikuでもある。これは、新しい知恵やアイディアに出会い、それまでの思い込みや必要なくなった考え方を手放したときに、源とつながるという意味だ。この知恵やアイディアは源から来る。源とは、Sielaでもある。Sielaは、顕在意識に何かを伝えたいときに、違和感や偶然などのかたちでメッセージを送ることがある。スピリチュアルでは、サインと呼ばれたりする現象だ。これがWeikuである。

 目の前に現れるものは、自分がAlumonisuの一部であることを思い出させるRosikotiseか、常にそこにある大いなる源とのつながりを意識させるNikeか、もしくは彼らからのメッセージでありヒントであるWeikuのどれかである。