Nikeとは、いわゆる神の愛を意味する。常に変わらずあり続け、存在を感じられるもの。
Alumonisuの記事で「すべてが循環している」と書いたが、正確にはNikeは循環しない。はじめから(そもそもはじまりもない)ずっとそこにある。そして、それが「ある」と知っている人にとっては、見たり聞いたり触れたりすることすらできるものだ。それは、たとえば、炊き立てのごはんのふんわり甘い香りかもしれないし、膝の上で眠る猫のぬくもりかもしれない。ふと見上げた空のずっと先に高く舞うハヤブサ。庭の花の花弁に残る真ん丸の朝露。あなたのこころが美しいと感じるすべてのものはNikeなのだ。(本当は、美しいと感じられないものすらNikeであるが、この話はまた改めて。)
そして何より、あなた自身もNikeである。あなたの肉体や今のあなたのアイデンティティは変化するし循環する。しかし、魂といわれる部分のあなたは、ずっと変わらずあり続けているのだ。
今日のウェイク語:Siela luwa nike.